2017年11月21日

11月20日(月)成井豊

1000より生徒主導によるトレーニング。
1210より台本稽古。
今日は11・12場の動き付け。
生徒たちが覚えるのが速くなったので、とんとん進み、終了予定時刻の16時より20分ほど早く終了。
そこで、残り時間は一人一人にこれからに向けてのアドバイスをしました。

演技とは、要するに、感情表現です。
自分の役の感情をよりよく表現するためには、
〇セリフを明確にしゃべる。
〇よく響いた、通る声でしゃべる。
〇口だけでなく、顔や手など、全身を使って演じる。
〇空間を利用して、動いて演じる。
〇役のバックボーンを想像し、セリフ以上の生活・歴史・性格を表現する。
〇共演者と協力して、関係性を表現する。
〇その時、その場で、本当に感じる。
そのために、身体訓練、発声練習、台本練習、演出家との協力、共演者との協力、スタッフとの協力をします。
が、すべてに優先する最も大事なことは、共演者のセリフを受け、共演者にセリフをかけること。
「受ける・かける」です。
感情が足りないと言われる役者は、この「受ける・かける」が足りないのです。
特に「受ける」が。
動き付けをされると、自分の動きのみに集中しがちですが、動くためには受けなくてはダメ。
受けたから動くのです。
悩んだ時には、この原点に戻ってほしい。
自分は今、本当に受けているか?
もっと受けられるのではないか?
15期生の努力に期待します。
頑張れ、15期生!
posted by 演出部 at 00:34| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月18日

11月17日の授業ー大内

軽めのストレッチ後、振り固め。
パートごとに一つ一つ振り確認。
タイミングを話し合ったり、
空気感や世界観などの意思共有を
図ったりという努力が足らなかった。
凡ミスも何度もあり、お金をいただいて、
芝居をする覚悟が足らないと感じた。
一生懸命やるのは当たり前だということ。
しかもそれが本当に自分の出来る一生懸命の限界なのか、
無意識に甘やかしていないか、自分への問いかけをもう一度。
ダンスの振りに関しては、みんな随分と良くなりました。
後は、そこに感情表現を、もっと。
次回見るときのこと楽しみにしています。
観に来てもらうお客さんのため、一丸となって努力を!
posted by 演出部 at 12:26| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月16日

11月15日(水)成井豊

10時より、生徒主導によるトレーニング。
12時より、台本練習
7・8・9・10場をXチームYチーム各1回ずつ復習しました。
7場はまずYチームで最初から最後まで通して。
次にXチームで、途中で止めて、ダメ出しして、少し前からやり直して、の繰り返しで゛最初から最後まで。
8場はXチーム先攻、Yチーム後攻。
という感じで、稽古を進めました。

セリフも動きも、みんな頭に入った様子。
テンションも少し上がってきました。
しかし、単調。
一本調子。
感情の振り幅が狭いため、強弱、緩急が付かないのです。
今日は「作用・反作用」と「突破」について、何度も何度もダメ出ししました。
感情の表出には、基本的に「表出したい」と「表出したくない」という二つの力が同時に働きます。
人は腹が立った時、「バカ野郎!」と怒鳴りたい気持ちと、「人前で怒っちゃまずい」という気持ちを同時に感じるのです。
これが作用と反作用です。
作用が反作用より強ければ、人は「バカ野郎!」と言う。
反作用が作用より強ければ、人は何も言わない。
しかし、大抵の感情表出はこの中間です。
「人前で怒っちゃまずい」と思いながらも、つい我慢しきれずに「バカ野郎!」と言ってしまう。
作用が水流で、反作用がダムだとすると、水流はダムを突破して、流出するのです。
若い役者は、この反作用が足りない。
反作用が少なければ、量が少なくても、感情は表出できる。
当然、テンションは低い。
映像ならともかく、舞台では見るに値しない演技になります。
強い作用と強い反作用を同時に感じ、さらに強い作用で反作用というダムを突破して、感情を表出する。
これが、舞台演技の感情表現の基本なのです。
今日は「もっと反作用を感じろ」「その反作用を突破しろ」と何度も何度も言いました。
でも、みんななかなかできない。
この、反作用によって作用を抑圧することを、「支え(ささえ)」と言います。
「支え」ができるようになると、感情表現の幅は一気に広がります。
舞台役者に必要不可欠な技術です。
俳優教室の生徒にはぜひともこれを習得して、卒業してもらいたい。
卒業公演の本番なら、あと1カ月。
生徒たちの努力に期待します。
頑張れ、15期生!
posted by 演出部 at 00:49| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする