2019年07月12日

7月12日(金)の授業(白坂)

本日は先週に引き続き、骨盤を立てる事の復習をした後、その良い姿勢のまま発声練習をしてもらいました。声楽でも「アゴを軽く引いてうなじを伸ばした姿勢」は基本とされているようですが、骨盤を立てる事により生じる理想的な姿勢は正に声楽のそれとも重なるからです。幸いな事に、いつもの発声より喉が楽だと感じる生徒が何人かいてくれたので、その者達にはその感覚を大切に、今日は感じられなかった者達も、今回伝えた事を今後の発展の為に頭の片隅にでもしまっておいてもらえたらと思います。いずれ役に立つ時が必ず来ると信じていますので。

護身術の時間では、主に「親和力」を使った技を練習しました。親和力とは武道家が好んで使う言葉で(「合気」という場合もあります)力のこもった相手の攻撃を、まるで気が抜けたかのように無力化してしまう事を指しますが、原理はいたってシンプルで、技をかけるこちら側は、徹底的にリラックスをし、身体を緩める事を心がけるだけです。それが何故前述のような現象を生み出すのかというと、人は無意識下において相手の身体の状態に同調しようとする、ある種の癖のようなものを持っているからです。例えば、カチコチに緊張した人がグループの中に一人いれば、グループの他のメンバーもなんとなく緊張して来たりするなどという事は(その逆も もちろんありますが)皆さんも経験された事があるかと思いますが、簡単に言えばその原理を応用しているということです。もちろん、本気でタックルを仕掛けてくる相手を親和力を発揮して制するなどということは生半可なレベルではかなわない事ですが、必要な “態”(たい=身体の構え)さえ掴んでしまえれば、テコでも動かないぞ!と踏ん張っている相手を親和力を持って押したり引いたりする事は案外容易く出来るものなのです。

本日はいくつかのワークを通して親和力を体験してもらいましたが、ここまで太極拳を通じて真のリラックスを学んできた彼らは、皆、面白いほど技がかかっていました。「こちらがリラックスすればするほど相手を思い通りにコントロール出来る」という、普通の人の感覚からすれば真逆に思えるような現象を存分に楽しんでもらえた様子です。またここで掴んだ感覚は、武術や護身に限らず、演技にも十分応用出来るものと確信しています。演劇ではよく「心を開く」という言い方をしますが、私はそれは「身体を開く」事と同義だと思っています(心と身体は繋がっていますので)生徒諸君には、今日ここで体験した感覚を忘れずに、演技や日常の人間関係に活かしてもらえればと願います。
posted by 演出部 at 22:53| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年07月10日

7月10日(水)の授業(白坂)

今日はとても涼しいくて、過ごしやすい一日でした。
過ごしやすいというよりは肌寒くも感じる日。
気温の変化が激しいので、体調管理に十分注意してほしいです。

さて、今日の授業は、まずストレッチとエアロビクスと筋トレ。
コーチの渡邊さんは優しいお姉さんという感じで、大切なことを丁寧に教えてくれました。
その後は発声。
ウォーミングアップの後は、外郎売の二人組フリータッチをやりました。
今日もステイタスを付けて、親子の会話のようにしてもらいました。
なかなか難しかったようですが、渡邊さんも加わってくれて、とても勉強になったようです。

昼食休憩後は、いよいよクラウン。
始まる前は皆、とても緊張してビビっていましたが、一人も止まることなく、やり遂げることができました。
とにかく皆、明るくポジティブに挑戦しようという姿勢がとても良かったです。
一回り成長したと感じました。
即興でネタを作るということに関してはまだまだなので、後二回でもっと突き詰めてほしいです。

最後にセリフ。
大きな流れはできてきました。
もっと感情の起伏が欲しい、メリハリが欲しいと思い、細かくダメ出しをしました。
そして、一つ一つのネタへのこだわりも欲しい。
どこまでやれば笑ってもらえるのかを客観的に考えると良いと思います。
一回一回の発表で、一つでもいいから何かに挑戦し、発見してほしい。
漫然と発表するのではなく、一回一回の授業で何かを持って帰ってほしいと思っています。
繊細に考えて、大胆に発表する。
そして、終わった後に良かった点、悪かった点を振り返ると次へのステップになります。
しっかりフィードバックをして、次の授業に臨んでほしいです。
posted by 演出部 at 23:29| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年07月08日

7月8日(月)成井豊

10時に出欠点呼、3名欠席。
まずは関根翔太コーチの指導で、ストレッチ、ボクササイズ、筋トレ。
倒立、今日は稽古場の壁を使ってやったのですが、できない生徒が多くてガッカリ。
筋力以前に、身体管理能力が低すぎるのです。
次に私のリードで、二人語り。
芥川龍之介『魔術』の2回目で、ユニゾン、記号タッチをやった後、最後に再びソロ。
上手に語れるようになったのはよいのですが、あまりに整いすぎていると、話しているように聞こえない。
もっとダイナミックに、もっと荒っぽく、もっと大胆に、もっと生々しく。

昼食休憩後、一人コントの3回目。
ネタ作りは1回目からみんなできていたのですが、今日は演技も上手になり、合格者が4人も出た!
あと一歩で合格という者も3人!
すばらしい成長ぶりです。
次回からいよいよクラウンですが、この様子なら、みんな何とかなりそう。
僕が見るのは2回目ですが、期待したいと思います。

休憩後、台本練習。
序盤・中盤を、各組2回ずつ発表しました。
2周目は、1周目のダメ出しを活かして、みんなよくなりました。
しかし、ギャグはまだまだ笑えない。
一人コントがあんなにおもしろくできるのだから、そのユーモアのセンスをぜひぜひこちらでも発揮してほしいです。
頑張れ、17期生!
posted by 演出部 at 19:09| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする