2019年07月17日

7月17日(水)の授業(白坂)

雨は降りませんでしたが、ムシムシしたスッキリしない天気でした。
季節の変わり目で体調を崩す人が多いようです。
今日も三名欠席でした。残念。

さて、今日の授業は、まずストレッチ、エアロビクス、筋トレ。
コーチの森さんが、今年も、曲に合わせて側筋と体幹を鍛える筋トレを紹介してくれて、皆、楽しそうでしたがキツそうでした。
そして、4月ぶりに生徒達の姿を見て、「みんな成長した」と言って帰っていきました。
とても励みになったと思います。
その後は、発声。
ウオーミングアップの後は、外郎売。
今日もスタイタスを付けてフリータッチをやってもらいましたが、お互いに見合って感想を言い合ってもらいました。
見ること、見てもらうことが、とても勉強になったと思います。

昼食休憩後は、クラウンの最終回。
皆、立派にやり遂げました。
自分を面白く見せることができるようになったり、一回目に比べてより多くのネタが作れるようになったり、
見ている人の反応を受け取れるようになったり、テンションが上がったり等々、成長した部分や度合いはそれぞれです。
ですが、全員、確実に一段、度胸がついたと思いました。
是非これを忘れずに、今度はクラウンでつかんだものを台本の稽古に活かしてほしいです。

最後にセリフ。
皆のレベルが上がってきたので、また一段高いレベルのダメ出しをしました。
面白くない、成立していない部分にこだわって何度もやってもらうと、見違えるようになりました。
劇的にすべてができるようになることはありません。
ある部分が良くなって、今度は違う部分が良くなって、そこからヒントをもらって他の部分も良くなって、と少しずつ良くなっていって、形になるのだと思います。
焦らずに一つ一つ積み上げていってほしい。
それから、笑いの稽古でつかんだことを台本の稽古に応用してほしい。
コントでやっていたように、一つ一つのネタにもっともっとこだわってほしいです。
キャラクターの強化になるような個性的なネタを持ってきてくれるのを期待しています。
posted by 演出部 at 23:22| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年07月15日

7月15日(月)成井豊

10時集合、欠席は2名。
まずは島野知也コーチの指導で、ストレッチ、ボクサザイズ。
ボクササイズが長引いたおかけで、筋トレはナシ。
続いて、私のリードで、二人語りの7回目。
今日からテキストは3つ目の、太宰治『走れメロス』。
ソロで2回読んでもらいました。
太宰の文章は音楽的なので、音読するのが気持ちいい。
生徒たちにはぜひとも語ることの楽しさを体験してほしいです。

昼食休憩後、クラウンの2回目。
クラウンとは要するに、3分間の即興一人コントなのですが、みんななかなかの出来でちょっとビックリ。
その証拠に、合格が1名、合格一歩手前が4名。
全員の発表が終わった後に、クラウンをやるコツを伝授しました。
○初めに状況設定をしっかりやって、その場の景色をちゃんと見ること。
○そして、行動すること。話を転がすこと。ストーリーを作ること。
○ギャグを考えようとせずに、ストーリーを進めていくこと。そして、次にやるべきことが浮かんだから、わざとそれとは違うことをする。それがギャグになる。
明後日の水曜がラストの3回目。
ぜひともおもしろいクラウンをやってほしいです。

休憩後、台本練習。
最後から最後まで、一組ずつ発表しました。
各組、ダメ出しの後に、一部を抜き出して、もう一度やりました。
最後の5組目は時間が残っていたので、バシバシ止めて、やり直しをしました。
みんな、自分をベースにして演じることはできるようになってきました。
でも、おもしろくない。
ここで必要になるのは、内側からのアプローチでなく、外側からのアプローチ。
型やパターンの利用です。
既成の映画・ドラマ・芝居を参考にして、うまい役者の技を盗むのです。
僕は大学時代、野田秀樹さんの演技をさんざん真似しました。
ロバート・デ・ニーロの演技も参考にしました。
ジェームス・ディーンはマーロン・ブランドの真似をよくしていたそうです。
渥美清は森繁久弥のモノマネが得意だったそうです。
竹中直人さんは松田優作のマネモネで有名になりました。
名優も若い頃は尊敬する俳優の演技を盗んだのです。
頑張れ、17期生!

posted by 演出部 at 18:06| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年07月12日

7月12日(金)の授業(白坂)

本日は先週に引き続き、骨盤を立てる事の復習をした後、その良い姿勢のまま発声練習をしてもらいました。声楽でも「アゴを軽く引いてうなじを伸ばした姿勢」は基本とされているようですが、骨盤を立てる事により生じる理想的な姿勢は正に声楽のそれとも重なるからです。幸いな事に、いつもの発声より喉が楽だと感じる生徒が何人かいてくれたので、その者達にはその感覚を大切に、今日は感じられなかった者達も、今回伝えた事を今後の発展の為に頭の片隅にでもしまっておいてもらえたらと思います。いずれ役に立つ時が必ず来ると信じていますので。

護身術の時間では、主に「親和力」を使った技を練習しました。親和力とは武道家が好んで使う言葉で(「合気」という場合もあります)力のこもった相手の攻撃を、まるで気が抜けたかのように無力化してしまう事を指しますが、原理はいたってシンプルで、技をかけるこちら側は、徹底的にリラックスをし、身体を緩める事を心がけるだけです。それが何故前述のような現象を生み出すのかというと、人は無意識下において相手の身体の状態に同調しようとする、ある種の癖のようなものを持っているからです。例えば、カチコチに緊張した人がグループの中に一人いれば、グループの他のメンバーもなんとなく緊張して来たりするなどという事は(その逆も もちろんありますが)皆さんも経験された事があるかと思いますが、簡単に言えばその原理を応用しているということです。もちろん、本気でタックルを仕掛けてくる相手を親和力を発揮して制するなどということは生半可なレベルではかなわない事ですが、必要な “態”(たい=身体の構え)さえ掴んでしまえれば、テコでも動かないぞ!と踏ん張っている相手を親和力を持って押したり引いたりする事は案外容易く出来るものなのです。

本日はいくつかのワークを通して親和力を体験してもらいましたが、ここまで太極拳を通じて真のリラックスを学んできた彼らは、皆、面白いほど技がかかっていました。「こちらがリラックスすればするほど相手を思い通りにコントロール出来る」という、普通の人の感覚からすれば真逆に思えるような現象を存分に楽しんでもらえた様子です。またここで掴んだ感覚は、武術や護身に限らず、演技にも十分応用出来るものと確信しています。演劇ではよく「心を開く」という言い方をしますが、私はそれは「身体を開く」事と同義だと思っています(心と身体は繋がっていますので)生徒諸君には、今日ここで体験した感覚を忘れずに、演技や日常の人間関係に活かしてもらえればと願います。
posted by 演出部 at 22:53| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする